COFFEE ROASTERY 101
【Colombia】Cauca El Paraiso Double Anaerobic Washed【100g】
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COFFEE ROASTERY 101
Top specialty
生産国:コロンビア |
生産地域:カウカ ピエンダモ |
農園:エル・パライソ |
生産者: ディエゴ・サムエル・ベルムーデス |
標高:約1,960m |
品種:カスティージョ |
精製:Double Anaerobic Fermentacion Washed |
精製方法について
適した熟度のコーヒーチェリーのみを収穫しオゾンで消毒後、チェリーの発酵タンクへ移されます。そこで、水に浸され36時間の嫌気性発酵が行われます。
その後、パルピングとミューシレージを除去される。この時、パルプやミューシレージは特定の微生物生成のためパイロットプラントに移され、発酵中に作られるアロマやフレーバーの前駆体を含む培地(培養液/カルチャーミディアム)が生成される。そしてそこでできた培地(培養液/カルチャーミディアム)がパルピング後のコーヒー豆と共に発酵タンクに入れられ、12時間圧力をかけて前駆体をコーヒー豆に固定していく。さらにより多くの前駆体を固定し、より良好な乾燥プロセス実施に備えコーヒーを封じるためサーマルショックを行う。
最後に機械による除湿乾燥を行う。除湿機(dehumidifier)を使い水分を取り除き、コーヒーの柔らかい香りを保ち、過酸化や過発酵を防ぐためにコーヒー豆の代謝プロセスを停止させます。
涼しい環境で安定化(スタビライゼーション)と保管がされ品質基準に基づいて選別と脱穀が実施されて工程が完了します。
【COFFEE ROASTERY 101 Data】
■Roast level
Medium roast
◼️Flavor profile
Peach,Lychee,Plum,Tea like
コロンビアでは近年発酵方法がより複雑になっており、各農園が試行錯誤を繰り返しながらより良質でフレーバー豊かなコーヒーを作り上げようとしています。
今回のロットは果物を一緒に入れて香りを移すインヒューズドプロセスとは少し異なります。フルーツは使用せず発酵の材料となるのはコーヒーチェリー由来のミューシレージやパルプです。ただし、使用しているイースト(酵母)はイエローフルーツによく見られるイースト(酵母)を使用しています。それをコーヒーのモストやパルプと共に発酵して培養、その後コーヒーと共に発酵させています。
正直、現地農園で各工程を見ないとしっかり理解できないような複雑さです。
でも、数あるカップの中で間違いなくこのコーヒーが一番美味しかったです。
是非お試しください。
